今回取り上げる企業は、現在、「大豆酵素ジュネス」の研究開発で注目される有限会社エコサンテ物産様です。
既に「ピロリ菌・0-157・MRSAに対する殺菌力の実証」といった点で各方面で報道取材されてきたのでご存知の方も多いかと思いますが、冒頭では、「大豆酵素ジュネス」の持つ”抗酸化作用”についてちょっと触れておきましょう。
我々の体では、空気を吸って吐いてという”呼吸”により、取り入れた酸素の約2%がいわゆる、燃えカスとして体内に蓄積されてしまうと言われています。リンゴで例えられることが多いようですが、切り口を空気中にさらしておくとやがて黒ずんでくる”サビ”の現象が”体内の酸化”というものです。
最近ではよくテレビなどでも、「病気の根源」などと伝えられていますが、これらを撃退するのが”抗酸化物質”で、エコサンテ物産で研究してきた「大豆酵素」には、体内の酸化を防止するダイゼイン、ゲニステイン、セレン、ホウ素などが含まれ、既に科学的にも実証されています。
さて、このような研究とホームページはどの様な関係があるのでしょうか?WEB開設のきっかけからお伺いしました。
-------◇WEBページの開設時期、また立上げの経緯は?
平成13年4月に周りの方たちから
長年に渡り研究してきた大豆酵素についての研究データーの公表を
するべきだとのご意見を頂き立ち上げました。
WEB開設は昨年なんですね。
ビジネスでは自らという経緯も重要ですが、”求められて”という部分に研究のご苦労を感じます。では、WEB開設で得たメリットというのはどのような点なのでしょうか?
-------◇WEBを開設して、良かった点、プラスになった点をお聞かせ下さい
1. さまざまな方に見て頂ける事
2. いろいろと営業がしやすくなった事。
(例えばホームページで弊社の事を知った方からは、
通常であれば電話で問い合わせ→資料の請求→購入という流れ
ですが電話での問い合わせ→購入という流れになり資料請求する
方が減ったこと)
3. 新しい情報がすぐ流せる事。
4. その他多数メリットを感じています
IT関係者の方々には敬意と感謝の気持ちでいっぱいです
現在、長年の研究から「大豆酵素ジュネス」の販売にも取り組まれているようですが、”資料請求”という従来のステップが省かれたことは、ホームページを拝見するとよく分かります。
”研究データの公表”というきっかけにもあったように、一般の方が同じボリュームの資料に目を通すにはあまりに量が多いと思います。しかし、それがWEB上での公開であれば、迅速、かつコストも掛からずに行なえ、閲覧するユーザーにとっても”購入”への情報が選択できる分、プロセスが随分と短縮されたことに気がつきます。
いま、数多くの食品で、情報公開が求められる中、これだけの情報を見ればユーザーも安心です。
では、WEB運営で苦労された点などはなかったのでしょうか?
-------◇WEB運営での苦労などはありましたか?
大豆の醗酵酵素の研究はきっと多くの方の健康に役に立つという
信念があったため毎日が夢中でむしろ楽しかったように思います。
ただしいて言えば大学機関による科学的実験の実施に至るまでの
期間は暗中模索状態だったように思います。
最後に貴社の今後のビジョンなどをお聞かせ下さい。
-------◇最後に今後のビジョン、WEBの方針などをお聞かせ下さい
弊社、エコサンテスピリットに則ったものの考え方を基本姿勢とし、
この「大豆酵素ジュネス」を長年研究してまいりました。
出来る限り納得のいく根拠の提示(ピロリ菌・0?157・MRSAに
対する殺菌力の実証、大豆醗酵酵素成分の分析など)、そして信頼
のおける商品提供に心がけ、その結果多くのマスコミ報道をして頂く
までになりました。
またこの度ベンチャーフェアJAPAN2003(主催:経済産業省中小
企業庁、中小企業総合事業団共催:雇用、能力開発機構センター)
医療・社会福祉関連分野にて審査採択され出展することとなりました
のも、これまでの実績が評価されたものと感謝しております。
今後、健康に重点をおいた食品工場をつくり、雇用の創出をしたい
と思っております。先進国では日本をはじめとして高齢化社会が到来し
健康に対する食品のニーズはますます高まってくるものと思われます。
またそれに伴い高齢者の雇用の問題もクローズアップされて来てい
ますので健康に重点をおいた食作りを通じて雇用の創出を目指し21
世紀の豊かな社会作りのために貢献して参りたいと存じます。
ありがとうございました。
研究、ビジネスという流れではなく、健康、高齢者、そしてその雇用というビジョンが印象に残りました。
おっしゃる通り、健康をテーマにすれば自ずと”高齢化社会”と結ばれてゆきます。今回は、エコサンテ物産という企業から、国全体という視点で物事を見ることに気づかされました。
お忙しい中、ありがとうございました。
■取材協力/有限会社エコサンテ物産
■URL http://www.ecosunte.co.jp/
■取材/イープレス 片岡 良 |